ネトゲ体験談

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zoom RSS マギョ氏 起

<<   作成日時 : 2006/12/31 00:04   >>

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*この体験談は閉鎖されたネトゲストッパーさんのキャッシュをそのまま転載させて頂いております。
同サイトの管理人さんの承諾を得ておりませんが、反響が非常に大きかった体験談につき転載させて頂きました。

━━━ マギョ氏の起 ━━━
マギョ ◆ufhIs.uumE 04/02/19 19:33
二年くらい前、10年来の女友達がFF11にハマってネトゲ廃人になったんだけど。
電話なんかで「面白いゲームやってるんだー」とは聞いてたけど、 まさか人生捨ててるとは思わなかった。
ひさしぶりに家に遊びに行ったら、冬なのに何故か夏服着てる。

外は雪降ってるってのに、ストーブの前で七部袖。
なんでそんな寒そうな格好してんの、って聞いたら
「夏から買い物に行ってない。だから冬物持ってない」
って答え。それに、タンスの中を衣替えする「暇がない」そう。
彼女曰く、「ネトゲから手が離せなくて」
勿論、美容院にも行かないから髪は伸び放題。

埃のかぶった化粧台のうえには成分が分解して上の層と下の層に分かれちゃった化粧水が放置。 仕事以外に外に出ないのと、肉嫌いの母親との二人暮しなので、

「ここ数ヶ月、野菜と米しか食べてない」

と語る彼女の顔はすっかり痩せこけて、化粧っ気もないから40代のオバサンのよう。
これじゃあいけない、と思って外に連れ出してみたけど、毎日ゲームしかしていないので、自分がリアルで何がほしいのかも分からない様子。
結局、服を売ってる店には一歩も入らず、本屋で小さいボールペンなんか買ってた。

マギョ ◆ufhIs.uumE 04/02/19 19:41
久しぶりに会ったのに、なぜか話題が噛み合わないのでしょうがないから
「どんなゲームなの?」
と聞いてみた。その途端、なんだか始終オドオドしてた彼女の目が
カッ
て感じでいきなり輝きだし、それから出るわ出るわゲームの話題ばっか。
「いま一緒のパーティで戦ってる〜〜サンなんだけど」
「〜〜さんていう人はこの世界でもとっても有名で」
「いま二人キャラがいるんだけど、もう一人作ったらそれは〜〜にして」

……正直、狂った、と思った。
結局、マクドの店内で三時間くらい一人で話しまくって、 彼女は私と「遊んだ」つもりになってた。私は相槌を打つだ

マギョ ◆ufhIs.uumE 04/02/19 19:48
今度、彼女の家に様子を見に行ってくるつもりだけれど、 そのときにアレ以上酷くなってたらどうしよう、と本気で怖い。 個人的な見解だけど、女で26歳って、結構重要な時期だと思う。
お金もそろそろ溜まってきて、服の趣味とかも決まってくる。旅行も好きなとこに行ける。
勿論、好きな人ができたら結婚とかも考えると思う。
そういう時に、一人で部屋に閉じこもってネットゲやる、ってのは 同性の私の目から見たら、かなり危険だと思う。

今後、彼女への対応の仕方を考えるために、この板にきてみました。

マギョ ◆ufhIs.uumE 04/03/07 21:40
先日、彼女と連絡をとろうとメールしてみたのですが、二週間たっても返事が来ませんでした。 携帯にかけても「電波が届かないところに……」の繰り返し。 仕方なく実家に電話をかけてみたところ、彼女のお母さんが疲れた様子で
「……ああ、■ちゃん?……あのねえ、うちの子ねえ、仕事辞めちゃったのよお……」

……ついに行くとこまで行ってしまった様子です。

マギョ ◆ufhIs.uumE 04/03/07 22:06
お母さんの話では、会社を辞める数週間前くらいから 会社を早退して帰ってくることが多くなったそうです。
「気分が悪いから」「生理痛が酷いから」
そういう理由でお昼過ぎに帰ってきては、布団にもぐりこんでゲームをしていたそうです。
「どうにかしたい」

と、お母さんは電話口で泣いておられました。私もどう言っていいか分からず、

「とにかく、一度よく話し合ってみては」

と言いましたが、最近では家族の会話もなくなっているそうで、 これはもう強制的にゲームの機械を取り上げるしかないのでは、と言う話にまでなりました。

彼女の父親は数年前に他界しており、今はお母さんとの二人暮しです。
男親に一発殴られでもして、無理矢理にでもゲーム環境から引き離すことが出来たなら 彼女はここまで堕なかったかもしれません。

彼女のお母さんは見た目にも性格的にもとても女性らしい方なので、力に任せて……というわけにもいかないようです。電話口で

「仕事に行っている隙にすべて処分してしまおうかとも考えた」

とも仰られていましたが、それはもう少し待ってみて、と止めておきました。
ここのスレで前に出ていたように、逆上して何をしでかすか分からないからです。 会社を辞める、という行為にまで出てしまった人間に対して、 まさかそこまでするワケが、という甘い常識は通用しないですよね。

明日、仕事帰りに彼女の家に寄ってこようと思っています。
隣の県まで行くことになりますが、 それを理由に会うことを引き伸ばしていたことを、今では強く後悔しています。 とにかく現状把握と、お母さんを励ましてこよう、と思っています。

マギョ ◆ufhIs.uumE 04/03/07 23:02
きっちり消化させるには、機械を壊す、という手段しかないのでしょうか……。
明日行くのはいいのですが、 彼女の部屋に入って眼を見て話す、という段階になったとき、 やはり少なからず動揺してしまうと思うんです。
本当に言葉で説得は出来ないのか、と思ってしまうんです。
マギョ ◆ufhIs.uumE 04/03/07 23:58
なんか不安なので一人で書いてしまいます。もうしばらく付き合ってください。
彼女は元来、ゲームや漫画が好きな人ではありました。
私も薦められて漫画なんかを貸してもらい、よくお互いの家に泊まりあいっこしてました。


専門学校を卒業して地元に戻った後も、メールや電話で連絡を取り合い、 半年に一度は遊びにいったり、迎えたりという付き合いをしていました。
彼女は地元の会社の受け付け嬢に就職。
受け付け嬢という職種ですから、毎日キレイに化粧して、 今とは全く違った生活をしていたようです。

それが二年程前、急にメールが返ってこなくなりました。
パソコンを使っての連絡だったので、 もしかして読んでないのかな、と思い携帯に連絡してみると (あのメール読んだ?と聞くのは、ちょっと恥ずかしいものです)

彼女いわく、
「最近、パソコン開けてない。この前、500通溜まっててプロバイダから連絡あった」
あれ?と思いました。

今までメールを主な連絡手段に使っていた彼女にとって、 パソコンを開けなかったら切れてしまう人が大勢いるだろう、と思ったからです。
もしかして重要な連絡があるかもしれないのに。携番を知らない人もいるでしょうし。

「ゲームもほどほどにしなよー」
と私はとりあえず笑いながら、その日は電話を切りました。

マギョ ◆ufhIs.uumE 04/03/08 00:12
数ヵ月後、寒い時期に彼女の家に遊びに行きました。
ここのくだりは前スレに引用されていましたが、 本当に部屋の中が「ネトゲをすることを前提に」構成されていました。
まずTVは部屋の中央の壁に配置されて、その前に台を置いてPS2を接続。
その周りには関連の書籍が山積み。
TVのまん前には布団。腹ばいになって操作できるよう、やたら大きなクッションがありました。 そしてパソコンは部屋の隅に追いやられていました。

後になって考えてみると、パソコンに接続していたケーブル回線をPS2に繋げていたので、 メールを受信するにはわざわざそれを付け替えなければいけなかったようです。
だから、それが面倒で500通も溜めてしまっていたのでしょう。

彼女のお母さんがそのとき少しオーバーに
「この子ちょっとおかしいのよー、何とかしてやってマギョちゃん」
と仰っていた言葉を、あの時もっと真剣に聞いていればよかった。
「あの機械を見るたびに壊したくなるの」とも、お母さんは口にしていたのに。

マギョ ◆ufhIs.uumE 04/03/08 00:38
先日、専門学校時代の後輩が結婚し、二次会に呼ばれました。
その時に、友人の新婦から
「マギョさん、〜〜さんと連絡が取れないんですが、どうしたんでしょうね?」
と言われ、言葉に詰まってしまいました。

まさか「ネットゲームに嵌って、引きこもってます」とは言えません。
どうしたんだろうね、私からも連絡とってみるよ、などとその場を濁しました。

その日のうちに、彼女の実家に電話することにしました。
この時に、仕事を辞めた事実をお母さんの口から知りました。
半ば涙声のお母さんを宥め、ようやく本人に換わってもらうと、


「忙しくていけない」という返事が返ってきました。頭がカーっとしました。

だって、仕事を辞めてネトゲをするだけの人が、どうして忙しいのか。
楽しかった思い出を共有する後輩が幸せになって結婚するというのに、 お祝いもせずにネトゲのほうを優先するのか。

彼女はまだ私が、会社を辞めた事実を知らないと思っているので、
「最近、残業がきつくて休日出勤で」「三ヶ月あとまでスケジュールが詰まってる」
などともっともらしいことを並べて、何とか「行けない」という口実を作ろうとしました。

もうこれは何を言っても無駄、と思い
「そう、わかった。あの子には言っておくよ。仕事がんばって」
と、私は電話を切りました。切った途端、涙が出てきました。昔はこんな子じゃなかったのにと思って。

そして、すぐに自己嫌悪しました。
あの時、電話口ですぐに「知ってるよ。会社辞めたんでしょ」と言えばよかった。彼女のうそを暴けばよかった。 でもそうしたら、喧嘩になる、と思って言えなかったのです。

マギョ ◆ufhIs.uumE 04/03/08 00:12
お母さんには元気を出してもらうため、 地元の美味しいお菓子でも持っていこうかと思っています。
あまり感情的にならずに話し合えるのか、 それとも人生初私自身がブチ切れてPS2を路上に投げ捨てるのか、 不安ですが、とにかく行ってみますね。

マギョ ◆ufhIs.uumE 04/03/08 22:45
今のうちに、ざっと今日の事を説明します。
夕方6時頃、仕事が終わったので、まず彼女の実家へ連絡をいれました。
お母さんはすでに帰宅されており、今からそちらへ行くということを伝えると、 非常に恐縮され、それでも「ありがとうありがとう」と電話口で何度も仰られていました。

一時間ほど高速に乗り、彼女の家に着くと、お母さんが玄関の前に出て出迎えてくださいました。 彼女の様子は、と聞くと、
「部屋にこもっている。用意した昼ご飯は食べてあったので、それから何も食べていない様子だ」
という事でした。彼女は、私が来るということはこの時点で知りません。

マギョ ◆ufhIs.uumE 04/03/08 22:57
居間に通され、お茶を出されました。
その後、お母さんが二階の彼女の自室に呼びかけると、返事はなし。
「今、降りてくるから」

お母さんが申し訳なさそうにそう言われました。
それから15分、二階からは何の反応もありませんでした。

思うに、これはゲーム内の事情でしょう。
ネトゲは急に抜けられるようなものじゃない、とこのスレでも書いてありました。 その間、ごめんなさいね、ごめんなさいね、と、お母さんは繰り返し私に謝ってこられます。

15分後、普段着で彼女が降りてきました。

「どうしたのー?仕事あったんでしょ?私は休みだったんだけど」
「ちょっと用事があって。久しぶりに会いたかったし」

会話は思ったよりも普通でした。もっとオドオドして、対人恐怖所っぽくなってるのかと思ってましたから。

それよりも、彼女の顔が「引きこもり仕様」になっていたことに驚きました。
眉毛は整えていないので繋がり、不摂生な生活でクマは濃く、 肌は日光に当たらないので青白く、たるんで、ニキビが噴出していました。

マギョ ◆ufhIs.uumE 04/03/08 23:07
ばらく世間話をしていましたが、話題が先日の後輩の話になりました。
「どうだった?楽しかった?」と彼女は臆面もなく聞いてきます。私は思わず

「楽しかったよ。でもアンタがいなくて、すごい寂しがってた。どうして来なかったの?」 と聞いてしまいました。さらに

「仕事を辞めたんでしょ。今日、顔見に仕事場に遊びに行ったら、職場の人にそう聞いたよ」と、事前にお母さんと「仕事のことを聞かれたらこう言う」と決めていたことを伝えました。(お母さんが言った、というと、後々面倒になるような気がしたからです。この予感は当たりました)

彼女は俯いて、首筋まで真っ赤になりました。
何も言わない彼女に、私は

「そんな生活を続けていたら、どうなってしまうと思う?」
「お母さんがすごく心配しているよ。今の生活はお母さんがいてくれるおかげだよ」

「今どれだけゲームが楽しくても、ずっとそれが続くことはないんだよ」
というようなことを、正面に座る彼女に向かって話しつづけました。

元来、私はあまり説得、というようなことに向いていないのですが、つっかえながらも 30分くらいは喋っていたかと思います。

マギョ ◆ufhIs.uumE 04/03/08 23:15
私の話が一段落すると、彼女が俯いたまま
「将来のことは考えてるけど、いまとても疲れてる」
というようなことを言い始めました。

「人間関係がつらかった。もっと他にしたいことを探すつもりで辞めた」
「人生は長いんだから、今から一年くらいはゆっくり休養して、来年就職する」
「お母さんには悪いと思っている。でも分担した家事はこなしている」

そういうようなことを、彼女は私の目を見ずに話し続けました。
下を向き、始終足元のチラシをめくったりする様子は少しおかしいと感じましたが、 言っている意味は(内容はどうあれ)通じるし、私は少し安心していました。
最後に、「あなたが来てくれたことは感謝する。もうちょっと考えてみる」
と、締めくくって、彼女は今日は疲れたから、と自室に帰っていきました。

マギョ ◆ufhIs.uumE 04/03/08 23:21
お母さんが帰る私を駐車場まで見送ってくださったのですが、 仕事着のままで来たわたしをしみじみと眺められて、
「あの子も普通にお仕事を続けていたら、こういう感じだったのよねえ……」
と、急に顔を覆ってしまいました。私もなんだか涙が出てきて、

「大丈夫ですよ。また来ます。絶対また来ます」
とお母さんと暗い駐車場で手を握り合いました。

その後、また一時間ほど車の中で今日のことを考えながら帰ったのですが、 国道に下りた頃、ふと思いついて、彼女の実家に電話を入れてみました。
「さっきはありがとう、でもチョット待って。今から折り返してかけるから」
お母さんが出られて、早口でそう言われて切られたとき、いやな予感がしました。

マギョ ◆ufhIs.uumE 04/03/08 23:29
電話は、コンビニの公衆電話からでした。
実家でかけると「私にかけていた」ことが分かってしまうから、とお母さんは電話口で言われました。
「実はあなたが帰った後、もう一度親子で話し合おうと思って娘の部屋に行ったのよ」
お母さんが話す内容はこうでした。

彼女の部屋のドアを叩くと、彼女が急に部屋のなかから叫んだそうです。
曰く、「どうして喋ったのか」と。
偶然私が知って来てくれた、と(作り話ですが)お母さんが再度言っても、
「嘘だ、嘘だ、お母さんが知らせたに違いない」
ということを繰り返したのだそうです。それからは半ばヒステリーのようになって、

「私は自分の意志でこういう生き方を選んだのだから、放っておいてくれ」と泣くのだそうです。

どうにか宥めようとしたらしいのですが、最後には
「時間がない。いまから約束がある。話はあとにして」
と言ったまま、その後は何を言っても反応がなかったそうです。

マギョ ◆ufhIs.uumE 04/03/08 23:35
車の中でその話を聞いたとき、私は目の前が真っ暗になるくらい、 ものすごく強い怒りを感じました。今でもこれを打っていて、手が震えます。
私に「考えてみる」と殊勝に言ってくれたあの言葉は、嘘だったのか。
私が帰った後、あんなに自分のことを心配してくれている母親に対して、 どうしてそんなことが言えるのか。
そして、そんなお母さんの説得を打ち切ってまで優先する約束、というのは確実にネトゲのことなのです。
「もうあの子はどうしようもないから、アナタはもう忘れて」
と、お母さんは涙声で言われました。

今日は寒い日なのに、家ではなく、外に出て、コンビニの軒先から 私に向けて泣きながら話してくださるお母さんのことを思うと、 ハンドルの握りながら、泣けて泣けて仕方がありませんでした。
彼女のことを本気で憎い、とさえ思ってしまいました。

マギョ ◆ufhIs.uumE 04/03/08 23:37
これから私はどうしたらいいのか、
これはもう放置したほうがいいのか、
病院につれていったほうがいいのか、
本当にどうしていいか分からなくなってしまいました。
彼女のことを(おこがましいですが)救いたい、という気持ちはまだ消えてはいません。知らなければよかった、とさえ思えてしまいます

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